文士のおすすめ本


お薦めの本作者・出版社コメント
神楽坂朱夏 消えた太陽アレクサンドル・
グリーン作
国書刊行会
1920年代ロシアファンタジー文学を代表する作者の短編集。
実際、ロシアでの彼の人気はすごいものがあり、若者たちには一世紀近く経った今でも広く受け入れられている。
日本でロシア文学と言えば「重苦しくてアホみたいに長い哲学的小説」なイメージがあるが、この作品はそんな固定観念を見事にぶち壊してくれるだろう。
そう、ロシア文学の骨頂は短編にこそあるのだ! 彼の作品を読まずしてファンタジーを語るべからず。
メシアの処方箋機本伸司作
角川春樹事務所
第三回小松左京賞受賞作家の第二作。バイオ工学と生命倫理を見事に料理せしめた佳作である。
生物(特に遺伝子)の知識があれば一層面白く読めるが、そんなものがなくても、力のあるストーリー展開は読者をぐいぐいと引っ張ってゆくだろう。
キャラの描写にやや難はあるものの、それを差し引いても十分に読みごたえはあるだろう。
なお、作者の処女作である「神様のパズル」もおすすめである。ぜひ併読を。
海と毒薬遠藤周作著
新潮文庫
未読の人は必ず読むべき日本文学の傑作である。確かにこの作品はテーマが重いし、読むのが辛いかもしれない。
しかし、読後には、いかに現代の日本文学に力がないかということを思い知らされることだろう。
人間存在の意味を考えたときに避けて通れない本質を、戦中の医学実験という観点から見事に突いている、完成度の高い作品である。
今なにかと人気の「白い○○」なんて、本当に比較にならないな、と思わず皮肉を言いたくなるような力作である。
一刻堂樹 姑獲鳥の夏京極夏彦 一読すれば素晴らしさが解ります。
京極氏はこの作品で「妖怪小説」という新しいジャンルを開拓しました。
是非、あなたも妖怪の虜になってください。
愛と死武者小路実篤 生と死と、その両方に直面したとしたらどうしますか?
人を愛することの喜び、失うことの悲しみ、そんな苦悩が詰められた一冊です。
「甘ったるい」と感じる人が多い武者小路氏の作品ですが、僕の小説の原点かもしれませ ん。
読んでみてください。
   
神城蒼馬 HUNTER
×HUNTER
冨樫義博 もちろんキルアLOVEだから!(≧ω≦)
天使禁猟区由貴香織里 私も紗羅みたいに愛されたいよ〜(≧3≦)
   
和泉流聖 異常性格の心理西丸四方 この本は実に様々な異常な性格についての実例が示されている。
正常、普通について知りたい人は読みなさい。
人狼城の恐怖二階堂黎人 知る人ぞ知る世界最長の本格推理小説である。
フランス、ドイツにおける別個のものとされた事件が、推理によって統合される課程はもはや芸術の域にまで達していると言っても過言では無い。
是非、読んでみなさい。
   
皇京 完全自殺
マニュアル
鶴見 済 読んで泣け。
自虐、
斂葬腐乱シネマ
京(Dir en grey) 読め。そして狂え。
アッシュベイビー金原ひとみ ニコチンみたいですごく好き。
   
   
   
ねこまんま    
   
   
龍牙昇    
   
   
慊潟まさし Kanon清水マリ子/Key 全5冊。TVアニメ化までされた有名PCゲーム。
私が小説を書くきっかけになった本です。
とにかく感動するので、是非一度お読みください。
風立ちぬ堀辰雄 サナトリウムでの男女の暮らしを描いた小説。
作者自身の体験から書かれている部分が多いので、よりリアルに感じられる。
教科書にも掲載されているので、気軽に読めます。
ダイヤモンドの四季赤瀬川準 短編集。特におすすめは、一番最初の“一塁手の生還”です。
この作品は国語教科書のすべてに掲載されて当然の物語です。
国語教育を受けた方、読んでいないとは言わせませんよ。(笑)
坂下藍華    
   
   
中垣いくよ    
   
   
マリオネット    
   
   
たいらしょう    
   
   

戻る